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長くてすいませんが面白い話を。

 投稿者:ささちか  投稿日:2016年12月 6日(火)00時04分8秒
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  紅さん、皆さん

私事で恐縮ですが、昨日、通訳案内士(独語)2次試験を受けてきました。
そこでの面白い(と断言)話に少々お付き合い下さい。

そもそも通訳案内士とは、外国語を用いて仕事として外国人に観光案内をするために
必要な資格です。
従ってこの試験は、受験外国語で日本文化を説明する能力が問われます。

具体的には、逐次通訳(読み上げられる和文の内容をその場で、受験外国語で
表現する)の後にプレゼンテーションがあり、3つのお題から1題を選択して発表、
その後質疑応答というものです。
ここで私は「川柳」を選びまして、その後半部分で
「講談や落語では面白い川柳がよく聞けるので、寄席に足を運ぶことをお勧めします」
と述べました。
自分の得意分野を質問して欲しいという誘導フラグです(笑)。

質疑応答では、「川柳の詠み手を挙げて」と問われたのですが心当たりがなく、
「[二代目]神田山陽でしょうか。この方は講釈師でもあります」
と答えました。
しかしこれは出まかせやはったりではなく、また単なる誘導フラグでもなく、
「講釈師 見てきたような 嘘をつき」
「冬は義士 夏はお化けで 飯を食い」
この2つを確か先代の山陽さんが詠んだものと記憶していたのでそう答えたのです。

こちらの願いが通じたのか、「講談とは何か」と訊かれたので(!)
ここぞとばかりに説明を始めたのですが、まず「日本の伝統話芸で」と切り出しました。
さらに背広の懐に忍ばせていた扇子と手拭いを取り出しまして、もう少し説明しようと
していたら「講釈師はこれを道具として使う」ということを話したところで時間切れを
宣告されました。
そのため、張り扇のことはほぼ話せませんでしたし、落語との違いとして
(1)講談は連続物が中心であること
(2)女性の講釈師の割合は、女性の噺家のそれより大きいこと
(3)持ち時間が切れた時の終わらせ方
辺りがポイントかなとみていたんですが、当然そうしたことも全く話せず
終わってしまいました。
皆さんが「お話はここからがますます面白くなるところではございますが」と
仰る時の気持ちが何だか解るような気が致しました(笑)。

詩歌でも短歌や俳句でなく川柳が問われたくらいですから、話芸でいえば来年あたりは
講談がプレゼンのお題になるかも知れませんね(?)。
合格発表は来年(例年は2月上旬)ですが、もし合格していたら独語圏の方々を
案内して、紅さんについても熱く語りたい、と思ったのでした。

という話なのですが、試験のレポートについては、次の2つ(ほぼ同じ内容ですが)に
より詳しく書いてありますので、興味のある方がいらしたら併せてご覧下さい。
http://yaplog.jp/sasachika/archive/550
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/c9d5a741679c2f77d35b3fcb4aeeeb3e

http://twilog.org/saSemiLehrer

 
 
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