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以前に投稿したイタリアの大地震に続いて、今回も「耐震」にかかわる話。今日の毎日新聞夕刊記事から。
先日、インドネシアのスマトラ島で起きた大地震。伝統的な木造建築が強い耐震性を示したのに対し、植民地として支配したオランダから入ってきた煉瓦造りのビルが相次いで倒壊し、大きな被害を受けたという。特に、外見だけは伝統建築を真似た煉瓦造りのビルの被害が大きく、質の悪い煉瓦やセメントが使われ、鉄筋が入っていない建物も多かったという。スマトラ島の伝統工法による木造建築は、数百年を経たものもあり、きわめて高い耐震性があるというが、西洋からの煉瓦造りが広まると、手間がかかる伝統工法の建物は次第に廃れたという。
これは、日本の建築にも当然当てはまる話。その昔、法隆寺が建てられたのと同じ頃、中国から「煉瓦」造りの建物も伝わってきたそうだが、その時代に建てられたであろう煉瓦建築は地震などで早くに倒壊したらしく、痕跡が残っていないそうだ(清家清氏の著書に書かれていた)。そうした建物を造る技術も早い時期に廃れ、明治になるまで忘れられたのであろう。
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